トリプルフリーに潜れなくてもブログくらいは定期更新しようと思ってた時期もありました、雪蛍(ゆきほたる)です。
前回の大会の後も使いたい構築ができて多少はトリプルフリーに潜ってた時期があったのですが、
晴れパというより強い炎枠でリザY使いたい！ → 雨と砂に屈した
ハピナス使いたくない？ → 特殊耐久が高い置物
張り切りすぎて疲れた感じもあったので、しばらく時間を置いてました(あと普通に忙しかった)。
前置きはこの辺にしておいて、今回の構築のコンセプトは『トリプルバトルを学ぼう』です。
トリプルの初構築が光の粉チルタリス入り純正滅びとか、次がメガガブリアス(結果的に入ってきた)だとか、意外と普通の構築作ってない？と気付いてしまったので、トリプルバトルの基本的な『猫騙し＋Ｓ操作＋全体技』を意識して構築を組み始めました。
以下、今回使用した構築についての解説。
・構築完成への経緯
『猫騙し＋Ｓ操作＋全体技』役を誰にするかだが、そこまで悩む事なく猫騙し以外の2枠はファイアロー
とニンフィア
に決めた。
理由としては、お互いそれぞれ専門家(上手い言い方が見つからなかった)のようなものだと認識していた為。S操作＋全体技ができるポケモンとしてはメガボーマンダ辺りもいるが、これは『2枠を1体でできる＝枠の圧縮』という話なので今回はそれぞれ特化させた2体を採用した。
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猫騙し役についても前2体が決まって、すぐにカメックス
を採用しようと決めた。
他の候補としてはメガガルーラ、ルンパッパ、ドーブル辺りがいたが、(炎技を切った)ファイアロー＋ニンフィアの並びがギルガルドとヒードランに手も足も出ない事が並べた時の問題なので、ヒードランに強い事が大切だと思いカメックスを採用。すんなりとメガシンカを採用できたことも理由。
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物理に脆いニンフィアと体力を削りながら戦うファイアローの補佐として、トリプルバトルの大事な要素『威嚇』を持ちながらヒードラン・ギルガルドに強い2体目の枠としてランドロス
を採用。
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残り2枠について考えた時に、ファイアローが普通にブレバ役として攻撃に参加したい場面が多くありそうな事と、カメックスが殴りたい時に猫騙し役がいなくなる、もしくは猫騙しが2枚欲しい場面を考えて、それぞれ2枚目の追い風と猫騙しを使えるポケモンを採用する事にした。
猫騙し役はワイガ、3体目のヒードラン・ギルガルドに強い枠、追い風をしようすると面倒なトリルに鈍足な事で抗えるハリテヤマ
を採用。
追い風役は水の一貫が酷いので思考停止で濁流(波乗り)を押させない為に水耐性があり、有効な打点がファイアローしかなかったモロバレルに打点を持てるラティオス
を採用して構築が完成した。
・採用順に個別紹介
＠するどいくちばし (はやてのつばさ)
185(252)-146(252+)-91-x-89-147(4)
追い風枠として採用。
他の追い風役との違いは、特性により優先度＋1で追い風が使える事。これにより何も出来ずに退場という事がほとんどないのが魅力。猫＋何かで倒されそうな時は守りましょう。
単純に通りが良ければブレバで暴れる事も出来る。
目に見えるトリルにはハリテヤマと一緒に頑張ってもらったり、猫2枚構築なのでそこそこ安全に剣舞を使えて無理やり崩せるしで、この構築では丁寧に扱わないといけない枠。
端数をミラー意識でSに振った。
＠こだわりメガネ (フェアリースキン)
ハイパーボイス/ムーンフォース/サイコショック/はかいこうせん
191(164)-x-88(20)-176(236+)-153(20)-89(68)
※追い風時に最速テラキオン抜き
全体技枠として採用。このポケモンが3回鳴けば勝てるらしい。
この構築では初手に投げる事をほとんど想定していなく、追い風後にS2倍になりながら猫のサポートも合わせて安全に殴る展開が理想。これは結果的に、全体エースと呼べるポケモンがニンフィアしかいなくなってしまったのが原因。
技構成の前2枠は説明不要だろうが、後2枠に関してサイコショックはモロバレル、(瞑想)ニンフィア意識で、破壊光線は何が何でも倒したい相手に打つかもしれない。
＠カメックスナイト (げきりゅう→メガランチャー)
167(100)-x-121(4)-124(148)-126(4)-143(252+) → 167-x-141-174-136-143
猫騙し枠として採用。
同じ猫役でもメガガルーラ以上にドランガルドに強く、ルンパッパと違い波動技でどこからでもヒードランを縛れるのが偉い。
技構成は結果的に潮吹きや氷技を切る形になったが、水の波動＋波動弾で天候・配置・ワイガに関係無くヒードランを縛れる事と、ギルガルドとブルンゲルに対する明確な打点としての悪の波動で綺麗に纏まったはず。
水の波動＋潮吹き＋竜の波動のメガカメがメガキングドラって例えられてたのに対して、潮吹き切りのこいつはメガブロスターだった。
＠オボンのみ→とつげきチョッキ (いかく)
だいちのちから/めざめるパワー/とんぼがえり/まもる→がんせきふうじ
196(252)-164-120(80)-136(84)-108(60)-115(28)
※性格無補正、A個体値28(非理想)、めざめるパワーはこおりタイプ
威嚇枠として採用。トリプルの便利屋。
クッションとしての使用を想定してたので耐久を上げる為の非拘りアイテム。
地震切りの理由はワイガをめちゃくちゃに誘う構築なのと、浮いてるポケモンが2体いるけど守れないポケモンが2体いるので。めざパはカメが氷技切ってるから誤魔化しの為に。ニンフィアとラティオスだけじゃドラゴン相手に信用できなかった。
最初はオボンを持たせて守る搭載の型を使ってた。使用感も悪くなかったが、アローに抜群付けるのがカメしかいないのにブレバを受けれない構築なので、守るを岩技に変えて水特殊技相手に少しでも抗う為に突撃チョッキを持たせた。
＠ラムのみ (あついしぼう)
219-187(236+)-98(140)-x-97(132)-70
2枚目の猫騙し枠として採用。
チョッキ型を使ってから違う型を使うと耐久の無さに驚くが、ワイガ無しだとスキンハイボ勢にめちゃくちゃにされてしまうのでチョッキを持たせられなかった。
フェイントは切ってもそこまで気にならない(ファスガとワイガで妨害してきそうな相手を優先して処理してアローやニンフを通す感じで)と思い、少しでもガルドに打点を持たせるために叩き落とすを採用。
カメニンフは光の壁でゲームセットなので抗う為の瓦割り。
流用個体なのと追い風だからと意地で使ったが、トリルを気にするなら勇敢でもいいかもしれない。
＠カシブのみ (ふゆう)
187(252)-x-101(4)-150-129-178(252+)
※D個体値28
2枚目の追い風枠として採用。
ファイアロー程じゃないが速い追い風使いなので信用できる。
普通はラティアスが採用される枠だが、個人的にラティオスしか厳選できる環境が無かったのでこっちで採用。未だにどっちがいいのかわかってないから特に困った感じも無かった。
カシブを持たせると珠ガルドの特化シャドボを耐えるのでとりあえず持たせた。このポケモンが返しで倒せるわけじゃないが、もう1回追い風や手助けを打てる場面を作れるのが偉そう。キザン意識ならナモだが、そっちは追い風後ならニンフィアでどうにかなるのでカシブを選択。
癒しの波動に苦手意識があったので手助けを選択したが、波動を打てそうなタイミングがけっこうあったので悩みどころ。
・使用した感想
水と飛行の通りがよすぎて困った。
フラダリのゼルネアスにジオコン＋マジシャでわからされた。
ギミックパが0点か120点出す構築だとしたら、これは常に60~80点を出す構築？
・選出
*基本選出
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猫騙しと中央威嚇で安全に追い風を通すのが目標。
この選出をした時には初手で『猫騙し＋追い風＋トンボがえり』を選択して、なおかつのトンボが遅くなればなるだけ良い(裏から出すポケモンが追い風エースになるので、なるべく被弾が少なくしたいため）。
*猫2枚選出。
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この選出は猫2枚選出と言っているが猫騙しを通したい場合ではなく、猫枠(主に)が1ターン目から攻撃に参加したいけど猫騙しも打ちたい場合に行う。
が初手から攻撃に参加したい場合が主に対トリル想定なので、必ずしも残り1枠でが追い風をする必要はない。
中央はかどちらでも。威嚇が重要そうならで。
*追い風2枚選出
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相手にモロバレルがいた時に一考する選出。
追い風枠2体がモロバレルに強い(それ以外の4体が強くない)ので、両端から睨みを利かせる。
*初手ニンフィア
通りが良い、猫騙し込みで安全に動ける、ワイガ持ちがいない等の条件が重ならないとまずしない選出。つまりほぼ想定していない。
