こちらでもについてグダグダ話してましたが、その続きから。
はメガ枠ですが、メインに据えて構築を組もうとしてもどうしても上手くいく未来が見えませんでした。
範囲技を持たない、威嚇に弱い、スキン組に弱い、アローガルドに弱い等の弱い点を挙げればキリがありません。
なのでまず、早い段階でが相手をガツガツ倒していく形の構築にする事は諦めました。
となるとサポート役としての採用になります。
サポートとしては猫騙し、フェイント、ファストガード等のトリプルバトルでは有用な技を多数覚えてくれます。
これなら十分に活躍できると感じたので、強力な範囲エース+の形を取る事にしました。
範囲エースを何にするか、という問題ですが、まず最初に雨に目を付けました。
が威嚇に弱いという性質を持っていて、トリプルの威嚇枠でメジャーなのがなので、そこに有利を取れる雨は相性が良いと考えました。ついでににもタイプ相性で有利になれます。
しかし雨+の形を取るとがかなり重くなってしまいます。
なので威嚇との両方に強く出れるを採用しました。
ここまでで雨+の並びになったので、残り2枠は雨+物理メガ枠+キリキザンという似た形の構築である雨ガルキザン構築からを一旦採用して完成としました。
【個別紹介】
@ラムのみ (あめふらし)
ねっとう/こごえるかぜ/てだすけ/まもる
191(204)-x-122(212)-132(76+)-121(4)-92(12)
滅びを切って、こご風と手助けで味方をサポートするニョロトノ。
技構成は動かす必要がないくらい完結しているが、持ち物はほぼ催眠ピンポメタなので比較的自由。ただラムは偉いので動かす理由も別にない。
個人的には手助け型の方が好き(滅びは上手く使うのが難しいので)だが、当然滅びは滅びで強いので構築に合った型で使ってあげたい。
@いのちのたま (すいすい)
だくりゅう/りゅうのはどう/あまごい/まもる
159(68)-x-115-161(252+)-115-129(188)
雨エースで唯一の範囲技持ち。
命の珠で自傷ダメージがあるのでHP管理は丁寧に行う。だけど切るべき時にはしっかり切る。
自傷ダメージの痛さより相手に与えるダメージを重視して、タイプ強化アイテムではなく命の珠を持たせた。
雨乞いはリザY相手に強くなるが、熱湯(ハイドロポンプ)があれば水弱点相手に濁流外しの負け筋が少し減る(はず)なので、どちらを取るか悩ましい。
@チャーレムナイト (ヨガパワー)
けたぐり/ねこだまし/フェイント/ファストガード→しねんのずつき
136(4)-123(252+)-95-x-95-132(252) → 136-167-105-x-105-152
構築の組み初めにしてメガ枠のサポーター。
基本は猫騙しとフェイントを振り回しつつ、暇な時にけたぐりを打つの事を想定していた。
メガガルーラと比べるとフェイントがあるのがとても偉く、相手のワイガ崩しは勿論、火力の足りないキングドラのちょい残しや相手のタスキ潰し等、完全にメインウェポンだった。
しかしフェイントの火力に期待してはいけない。
格闘技に膝を採用するのは勇気が足りなく、壁対策に瓦割りを採用したかったがHB特化ナットレイを倒せなかったので、仕方なくけたぐり採用にした。
自衛だけじゃなくキングドラをファイアローで縛ろうとする構築に強く出れるので強いはずだが、ここに仕込むのは間違いだった気がする。
コジョンドやカポエラーで代用が効く技構成になっていることに構築を組んでから気付いたので、モロバレル(とロズレイド)に強くなれるファスガ→思念にするのが良いはず。
@きあいのタスキ (まけんき)
141(4)-194(252+)-120-x-90-122(252)
はたきおとす/アイアンヘッド/ふいうち/まもる
特に語る事も無い普通のキリキザン。
威嚇入りには基本的に初手で出す。
@こだわりハチマキ (はやてのつばさ)
185(252)-146(252+)-91-x-89-147(4)
普通の鉢巻アロー。
基本後発で、アローのブレバで締める展開を狙いたい。
チャーレムのファスガを切ってここに採用したいが、鉢巻の火力を捨てるのも不安なので難しい。
@ゴツゴツメット (さいせいりょく)
221(252)-x-93(20)-105-143(236+)-31
ギガドレイン/いかりのこな/キノコのほうし/まもる
(流用個体なので)HDに振ってあるゴツメバレル。
ゴツメ持ちなのでBに振りたい気持ちもわかるが、B振りしてもバコウが無ければアローに怯えて立ち回る事になるのであまり魅力的に思えなかった。
Dに振ると雨やニンフィア相手にタイプ相性込みで凄く出しやすくなるので好き。
個人的にゴツメバレルはあまり使いたいポケモンではなかったが、受けだししつつ相手を削れる可能性があるゴツメは、前のめりすぎるこの構築に最適だと思って採用した。
ニンフィアとギルガルド相手にはキリキザンで最低限の打点を持てているので、回復リソースにもなってトリトドンで詰まないようにギガドレインを採用した。
【選出・立ち回り】
基本選出
ニョロトノが手助け、チャーレムが猫騙しかフェイントをしてキングドラで中央濁流するのが理想。そう全て上手くはいかない。
威嚇入り
@2
猫騙し持ちが初手に出てきて、交換しても大きな被害がなさそうなら積極的に猫にモロバレルを合わせにいってた。
バレル先発の場合は、怒りの粉で相手の狙いを無理やりコントロールしてこちらの攻撃を先に通さないと殴り合いに負けそうな場合。
【感想】
思ったよりチャーレム入りでも普通に戦えたので満足。
メガ枠を使う必要があるか、と言われると困るが、雨とチャーレムを合わせる構築自体は悪くなかったと思う。
詳しい戦績は母数が少ないので伏せるが、ラプラス入りの雨ミラーに1敗した以外は勝てたので最低限の強さはあるはず。
ぼくは一旦満足した(ちょっとメガガブリアス使いたくなってきた)のでお別れ。
広げよう、インドの輪。