【注意】
今回の記事は実際にトリプルフリーに潜ったわけではなく、バトルハウスで使用して供養する構築です。
アマルルガを使いたい欲求があったので、から構築をスタート。
トリルをするにも中途半端、追い風をしても元のS種族値が高くないせいで恩恵を受けている実感が無かったりと困っていた。
耐性が壊滅的なせいで、あまり上から攻撃を受けたくないと思っていたところで相手を『湿原』状態にしてしまえばいいのでは? と考えた。
(一応、湿原についての解説はこちらから)
湿原の条件として水+草御三家(もしくは片ドーブル)の採用が必須だが、そこで打点を持ちにくい対モロバレルに強そうなの雰囲気があるのもグッド。
【個別紹介】
@こだわりメガネ (ゆきふらし)
ふぶき/げんしのちから/だいちのちから/フリーズドライ
217(148)-x-124(252)-143(84+)-115(20)-79(4)
H-B-D H252振りバンギラスとほぼ同じ。
C 端数で最大
S 端数(湿原状態の最速砂かきドリュウズを抜ける)
構築の組み始め。湿原と雪原を間違えてしまった悲しきポケモン。
弱点が多いのに活躍しているバンギラスを見て憧れた結果、自分自身がバンギラスになった。
使用感としてはけっこう良かった。2倍弱点程度ならまずワンパンはされないので、本当にバンギラスを使っているようだった。
一番輝いていたのは(恐らく)A補正無しビリジオンのA-1聖剣をHP満タンから黄色ゲージで耐えたところ。
威嚇を入れなければ耐えない(悲しいが当然の話である)が、耐久無振りだとA-1でも確定1発なので耐久振りの恩恵が大きい。ちなみにwikiにあるA216ランドのWダメ地震を耐える調整でも中乱数でしか耐えれない。本当に固すぎてびっくりする。
特性に関しては、今回は雪降らしを選択。
こちらが非天候パであれば、相手の天候を取れて自身の足りない火力を定数ダメージで補ってくれる雪降らしの方を優先したい。ついでに湿原で上を取って合法的に吹雪で凍らせる事もできる。
持ち物は火力を少しでも上げたくて眼鏡にしたが、打ち分けしたい場面も当然あったので一考。バンギラスと同じ耐久とはいえ砂のD補正は無いので、そこまで再現できるチョッキもありかもしれない。
@カメックスナイト (げきりゅう→メガランチャー)
167(100)-x-121(4)-124(148)-126(4)-143(252+) → 167-x-141-174-136-143
湿原に生息している亀。
こちらで使っていた個体から、水の波動を水の誓いにしたもの。
湿原状態にするためには水御三家と草御三家が必要だったので、水御三家から選択。アマルルガが苦手な鋼に対して打点があるのがとても偉い。
使用感としては、水技が誓いしかないのが窮屈になった場面が多少見られた。
他にも猫騙しを打つ展開を考えると最速である事に利点はあるが、湿原を展開するならHCベースとかの方が使いやすそうで悩む。正直な話、火力は足りてなかった。
@バコウのみ (あまのじゃく)
リーフストーム/くさのちかい/よこどり/まもる
181(244)-x-116(4)-96(8)-115-181(252+) ※めざ地個体なのでCD個体値30
湿原に生息している蛇。
他が他なので、ほぼ消去法で草御三家から選択した。
使用感としては事前の予想通り、火力無しからの技範囲狭いからのリフスト外しで型選択が失敗していたと思う。
アマルルガを火力無い弄りしていたが、この子はリフスト1回積んで普通くらいだったのでかわいそうだった。
次に使う機会があればメガラティオスにパワーシェアされていると思う。
@こだわりハチマキ (いかく)
191(204)-176(236+)-100-x-100-124(68)
湿原に生息している犬。
前述した3体ではガルニンフ系統にボコボコにされるので採用された。
ニンフィアの攻撃を半減できて、ガルーラには威嚇を入れて抜群を付けるのが偉い。
技構成の半分が反動技なのでHAベース。霰ダメージを意識して振り切らずに16n-1で止めてSラインを最速60族(ガルドニンフ辺り)抜きまで伸ばしたが、好みの範囲だと思うのでHA振り切りでも良いと思う。
特性は威嚇だが、受け出しよりも死に出しから展開する方が得意なタイプ。
鉢巻神速は雑に強いので、その圏内に入れる立ち回りを意識するのは大事。
@こだわりスカーフ (いかく)
じしん/いわなだれ/とんぼがえり/ばかぢから
191(212)-187(36+)-111(4)-x-100-143(252) ※非理想の為、実数値で記載
湿原に住み着いている自分を獣だと思い込んでいるおっさん。
今回の問題児枠。入ってきた理由を覚えてないので不審者かもしれない。
なんかHSベースなのは少しでも受け出ししたいからだったはず。ボックスにこのままの状態でいたからしっかりとは覚えていない。
なんで入ってきたか覚えていないのに、他のポケモンに変えたら弱く感じたので数値は偉大だった。
湿原構築なのにスカーフ持ちだが、クッションだけでなく湿原が切れた後のスイープ役としても使えるので使用感は悪くなかった。
誰も浮いていないから地震なんて押せなかったので、何度も押したかった叩き落とすに変える事を推奨。
@黒いヘドロ→オボンのみ (さいせいりょく)
ヘドロばくだん/キノコのほうし/いかりのこな/おさきにどうぞ
221(252)-x-93(20)-105-143(236+)-31
湿原に自生するキノコ。
いつものHDベースのやつ。トリル対策しなくちゃいけないと感じたので、守るを切ってお先にどうぞを採用した。
単純に相手を湿原状態にして上からキノコの胞子を選択するのが強い。湿原下では準速キノガッサよりも少し早くなれるのでかなり凶悪。
持ち物は最初ヘドロで使っていたが、守るを切っているので瞬間的に回復できるオボンの方が良さそうに感じた。それと合わせて、特性も胞子でいい気がした。受け出しをする事はあっても、受け回しをする事は難しい構築なので再生力の発動機会があまり無かった。
【感想】
湿原の効果は強かったけど、各ポケモンの型選択などが良くなかった気がした。
誓い自体も最初は肌に合わないと感じていたが、暫くすればマシになったので別の機会があればもう少し試してみたい。
【おまけ】
湿原を使っていて少しした時に、もしかして湿原よりも霰+火の海で定数ダメージもりもり構築の方が面白いのでは? と感じてしまった。
しかしその場合、火の海で必要な炎御三家枠として第一候補になりそうなリザYは天候の兼ね合いで採用しづらい。
となると猫騙しや補助技で妨害もできるゴウカザルが候補だが、もしかしたらここがバシャーモの居場所かもしれない。
いやでも、ゴウカザルかバシャーモに加えて草御三家なんて採用したらファイアローがとても辛い・・・!
あーあ、どっかにファイアローに強い岩タイプ辺りで、相手に定数ダメージを与えられる天候に出来る特性を持ったポケモンがいないかなぁ~